昨日、打合せのお客様とした話の中で、ビジネスについての選択というおもしろい話題がでたので、ブログでも書いておこうと。
最近、忘れっぽいので。ふふ。
お客様は、クリエイターではありますが美術関係ではない方でしたが、
アートに興味があるのと、アートのビジネスとしての在り方にも興味がある方でした。
その方々と「ワーワー、ギャーギャー」 言いながらの話で私が思った事のメモです。（女ばかりですのでそうなります）
アートをビジネスにするのかしないのか。それは各個人が決めること。
でも、美術家として食べていこうと少しでも考えているなら数年先まで、
自分の活動を考えて制作のモチベーションを整えていかないと、いきあたりばったりのテーマでは、美術家としては活動していけなくなります。
※これ本当、自分のテーマが決まらないと何を作っていいのか迷って先にすすめません。
継続することが、難しいと考える間もなく気が付くと、生活から美術と言う文字が消えているかも。
今の時代、芸術は、作ってるだけでは何も意味をなしていかないんです。
自分にとってそれで、良いんです。という人は別です。
世に出さないとね。 とか 人が多い場所にだけ、出してます。
だから大丈夫。
それって本当の自分のお客さんが、いらっしゃって、
確実に自分のコレクターになってくれる顧客を掴むことできているならOK。
楽しいからいい。それもOK。
そういう活動もあると思うので、美術を楽しんでいく人生としては、凄く有効でしょう。
でも、
自分の力で、自分をプロデュースしたいと思っている 本気の人は、もっと考えているんじゃないかな。
考えている人は、人が楽しんでる間に動いていますねー。
てね、打合せしながら、あーでもないこーでもないと実のあるお話で盛り上がりました。
おもしろい事をやってビジネスにしていくのは、悪いことではないんです。
やり方も、各個人が決めること。
作家活動も一緒。そう私は思います。
道筋は、いくつもあるんですから。
やるかやらないかだけ。
それだけ。
何事もですよね。
それでね、私の恩師の言っていた事を思い出したんです。
「美術作家とは、作家活動を継続する事によって、常に悩む人生であるが、自分で自分の道を選択し、人に頼らない事。」
すべては、この言葉に集約されているんじゃないかな。
自分の道を人に委ねるにしても、自分の選択肢が間違っていたら委ねる先も間違っていることになる。
すべては自分の責任で、自分の作品を作り出していかなければならない。
苦しい作業が続くでしょう。
でもね、その作業が出来ることが自分のしあわせでもあり、その作業の結果を発表していくのもしあわせな事だと思います。
孤独で、アドバイスもない制作作業の結果、発表して叩かれたら、沈んでしまう。
違います。
叩かれるというのは、興味があるから叩くんです。
興味がない作品や人を叩くほど人は、暇ではないでしょう。
しかも、わざわざ作品を見に来て叩いてくれるんだったら「あざーっす」てなもんです。
見に来させるマーケティングもできてる私って凄い！
そう考えるのが、世に出て行くアーティストなんです。
だって、恩師は世に出ているアーティストですからね。先を見ている人は、結果が出てるんです。
コレクターを掴むのも自分、楽しい場所だけを選んで発表していくのも自分。
あなたの選択肢は、自分にとっての最良の方向ですか？
長くなりましたが、最後までお読み頂いた方ありがとうございます。
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