ダンボールに入ったみかんから学ぶ事


6月の梅雨に入った蒸し暑い時期に、季節はずれな果物ですが、ダンボールに入ったみかんを思い出したので、ちょっと私の話にお付き合い下さい。

冬になるとスーパーや八百屋さんでみかんが箱で売られています。

どのみかんにしようか悩んだあげくに、別の少ないみかんの皿の方がおいしそうにみえて買っていったりします。

当然、箱の方がお買い得。でもおいしくないみかんが大量に家にあっても楽しめません。
ならば、少なくてもおいしいみかんを私は買います。
(決してダンボール箱のみかんがまずいのでは、ありません。念の為。)


アーティストも同じなのでは?と大変作家の方には失礼だと思いますが、たとえてみると
いまや大勢のアーティスト活動をしている方々がいます。
その中で売れていこう、プロになりたいと思っている人は少なからずいらっしゃるでしょう。

あなたがみかんだとして、自分の価値をお客様に買ってもらいたいと思ったらどのような行動にでますか?(実際みかんは自分で動きませんが。例えですあくまでも。 笑)

色艶を良く見せる。やわらかさをアピールする。甘い香りをさせてみる。
様々ですね。

でも、同じ箱の中に入っていたらどのみかんが色艶がよくてやわらかく甘い香りをさせているのか、お客様が判断するのは難しいですね。

色艶が良くても箱の下のほうにいるあなただったら、みつけてもらえません。
箱の上の方のみかん達が、おいしそうでなければ箱は買ってはもらえないのです。

その展少ない皿の上で売られているみかん達は、お客様が手にとって見ることも出来、香りもかいでもらえるのです。

アーティストも同じ、大勢のいる場所で、一生懸命がんばっていても、自分をプロデュースするプランがなければ、見つけてもらうのは困難でしょう。

自分をプロデュースして、プランを持って箱を飛び出しましょう。

自分をアピールできるように自分の行動の仕方を考えて行くのです。


作家活動がうまくいかないと嘆くより、どのように行動していくのかを考え自分をプロデュースしていくことです。

多くのアーティストがいる中、抜き出て自分の思い描くアーティストになるのも、なれないのも、
自分次第です。

おいしいみかんになれば、出荷側も少数の皿に盛るでしょう。その他大勢の箱のみかんとは別の皿のみかんです。

よく聞くのは、作品の完成度が高ければ必ず見付けてもらえる。では、見つけてもらえる努力はしていますか?
どんなに才能があっても、誰も知らなければただの人です。

自分をプロデュースして、おいしいみかんになるのです。

初めは、大きな箱の中にいたとしても自分の才能を信じるのなら、自分をおいしいみかんになるようプロデュースして八百屋さんの店先に並びましょう。

きっと、本当にあなたというみかんを、好きなお客様があなたをみつけるでしょう。


・自分をプロデュースするとは、どういうことなのか?

・どのように、行動していけば、ファンの増やしていけるのか?

わからないことは、アーティスト塾にいらして下さい。
きっと素敵なみかんになってあなたのファンがいつもあなたを待つようになるでしょう。

だってあなたの本当のおいしさを知っているのは、あなた自身なのですから、
あなたが自分の才能に気がつけば、自分のプロデュースの仕方も解ってくるはずです。絶対に。






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