ビル・カニンガムを偲んで

※画像はTHE HUFFNGTON POSTより引用

6月25日に亡くなったファッション写真家ビル・カニンガム氏のドキュメンタリーを観て

彼のファッションへの情熱と人とのコミュニケーションの取り方に感動。

最近、やたら青が着たいなと思ったのは、彼のドキュメンタリーコマーシャルを以前に観たからなのかもしれないと映画を観て思いました。

最近この手の映画は、多くなって来ていると思いますね。

ドキュメンタリーは、演じてない分出演していう人々の生の声が聞こえるようで、

この映画も、ビル・カニンガムという人が、どの位ファッションが好きで

仕事が好きで、妥協せず会社と戦い、敗れ傷ついて、又立ち上がって来たことを

友人や仕事仲間達が話しています。

生き馬の目を抜くという割れるくらいの競争社会のニューヨークで、自分の好きな事をしていくのも大変。

給与をもらわずにどうやって暮らしていたんだろうかと。

疑問も残る中、投資されれば、されただけのバックを返さなければならない事。

お金持ちが、彼に投資したのも株と同じく、儲かるからと言う所も現実的な話でした、

更にビルが戦争に行くという時に、投資した金額を返せというお金持ちの投資家

国の為に出征するのに金をかえせとは！

と言ってビルは、軍隊へ入隊。

結局、親と親戚が返済したという事実。返済しなかったらビルの軍隊での安い給与を差し押さえようとしていたそうです。

自分のやりたいことをするためには、どれだけのリスクを負わなければいけないのか？

又、どのようにメンタルと金銭を整えていけるのか？

生活できるお金があればとよく言いますが、それを稼ぎ出すのが大変な時代になって来ています。

この映画でもアメリカの衣料業界での生産は、90％～95％国外生産になり国内の業者達は

売り上げが追い付かずほぼ廃業したそうです。

ビルが、衣料業界の存続を訴えるデモの前を通るシーンで、「残念だが、手遅れだ」

そういうビルは、それでもファッションは無くならないし、無くなってはいけないと強い信念を持って入るのを感じた映画でした。

この映画の主旨とは違うかもしれないけれども、人は生きていくうえで、自分の役割を何かしら持って生まれて来ているんだなと思いましたね。

いつも、微笑んで嫌味さえもふふっと笑ってしまうビルの仕事に対する態度に敬礼！

ちょっと仕事に疲れたり、自分が何をしたいのかとかわからなくなった時に観てみるのもいいかもしれませんね。

こんな孤独で素敵なビル・カニンガムの人生に乾杯♪

ご冥福をお祈りいたします。きっといい人生だったんでしょう。

私も頑張らなくっちゃ！

GYOでも、今なら無料で鑑賞できるので是非！

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/