9月といってもまだ暑い。作品も熱くなるのできれいに保存しておくには

暑いですね。空を見上げるとまだまだ入道雲が広がっています。

台風も心配な今日この頃です。

ギャラリーに来るときに、電動機付き自転車に突っ込まれそうになりながら弱ママチャリの私は、

マシン的によけるのも精一杯です。

暑い上に、交通事故では目も当てられないので、この残暑気を張って生活していかねばと思うばかりです。

人が暑いと作品も暑くなるので、購入した作品、制作している作品の簡単保存方法のご紹介を今回はお話しますね♪

作品も描く媒体に寄って保存は異なりますが、紙、パネル、キャンバス共に天敵なのは湿気ですね。

住宅も昔と違い、ほぼコンクリート住宅となってきました。

お部屋の押し入れにいれておいて、カビが生えたりとか紙が変色したりしていませんか？

当然、作品を飾っておけば紙は日に焼けて変色してきます。

それを楽しむのも良いと思います。

（私は安い紙に描いた作品は、焼けた方が味があってすきなのでほっておくタイプですけど。( ´∀｀ )）

種類別に簡単にまとめておきますので、ご参考になさってください。

保存について

紙：ケント紙　ミューズ紙等

暗く湿気のない場所に横にして保管

例：押入れにクリアケースや段ボールの中に作品・わら半紙又はコピー用紙でも・作品というように重ねて保管

クリアケースの場合は、部屋に寄って湿気るので、湿気取り剤を入れておく

段ボールの場合は、防虫剤を中にいれる

キャンバス：

紙と同じく暗く湿気のない場所に縦で保管※横でも可能ですが、重ねる場合は間に隙間を作るように保管してください。絵の具がくっついてはがれてしまう事もあります。

例：押入れでも部屋内でも縦に、間にケント紙などの上部でつるっとした紙をはさむ事

出来れば、保管用の段ボールなどを用意して入れておくのが望ましい。

油絵の場合、夏場は特にゴキブリにも注意！

ゴキブリは、ポピーシードの様な油を好みます。

油絵の道具をしまう時もきっちりと蓋をして、パレット等も良く拭いておかないとゴキブリの巣窟になるかも！

きをつけて！

木パネ：

木工パネルは、パネル自体は湿気には強いのですが、形が変形しないように縦に段ボールに保管しておくか、横に重ねて形が変形しない程度にやはり作品と作品の間には必ず紙をはさんで保存してください。

おまけ

ロールキャンバス、ロール紙などまだ描いていない物を保存する場合も押入れならすのこを敷いてその上に乗せておきましょう。

すのこは100均でも今は売ってますね。

作品や紙などを上手に収納して、いつまでもきれいに鑑賞できるようにしておきましょう。

また、何処で展示するか、売れるかわかりませんからね。

作品を購入された方もいつまでもきれいに鑑賞できるように、保存をしておきましょう。
作品も作者も喜んでくれるでしょう。

まだまだ夏の暑さが終わりそうにありませんが、作品を湿気や虫から守っておきましょう。

最後に、アクリル作品でも油絵でも必ず画面に保存用のコーティングをしておき事をお薦めいたします。

また、コーティング剤は熱に弱いものもあるので、保管時に別の作品とくっついてしまわないよう気をつけて保管しましょう。

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